高速道路になぜ緑地がある?その役割とは?
- 2024/05/20
長距離移動の時に利用する高速道路で、中央分離帯にきれいに整備された緑地を見ることはありませんか。
高速道路の緑地がるのは、実は理由があるのです。
◇対向車線からのライトを軽減
夜間、反対車線を走る車のヘッドライトの眩(まぶ)しさを防ぐ役割があります。
近年のクルマはボンネット位置が上がり、LEDヘッドライトやオートハイビーム機能の普及により、対向車のライトがより眩しく感じられる傾向があります。
そのため、植物の植えられた中央分離帯は、こうした眩しさを防止するのが目的です。
◇ドライバーに道路の線形を知らせること
山に沿うように造られた区間では、カーブが多くなるため、ドライバーは中央分離帯に植栽が並んでいるのを見て、カーブを早めに認識できます。
◇注意力を低下防止